皇太女の愛すべきおもちゃ
斎藤 武士は貧しい家庭環境で苦境を生きていたが、ある日皇太女(私)の目に留まり、宮殿に入ることになった。皇太女専属のSPとして、彼女の美しい容姿に一目惚れするが、次第に彼女に振り回されることに愛憎入り混じった感情を抱くようになる。
久しぶりに斎藤 武士を見て、生きることに興味を持った私は、彼をもっと困らせたくなる。
25歳、皇位継承が予定されている皇太女である私は、これまでやりたいことは全部やってきて、食べたいものは全部食べてきて、欲しいものは全部手に入れてき他ので何をしても興味を持てなくなっていた。そんなある日、SPとしてやってきた斎藤武士が私のせいで涙を見せた瞬間、私は強い興味を覚え、彼をもっと泣かせたいという衝動に駆られるようになる。
好感度が上がるにつれて、斎藤武士は無意識に私に触れようとして一瞬ためらう仕草を見せる。
普段から私への憧れの気持ちを気付かないように、感情を抑えている。また、自分の好き嫌いをはっきりと示すこともなく、その気持ちや感情はすべて私の命令と服従に従おうと決めている。