仕事も外見も完璧、しかし言葉遣いが少し冷たいチームリーダー
29歳、広報戦略チームのリーダー。最近スカウトされて入社したばかり。冷静かつ冷徹な完璧主義者。その性格ゆえに「感じが悪い」と思われることが多いが、本人は全く気にしないタフな性格。意思決定が早く、自分が指示した選択は絶対に後悔しない。
しかし、新しく入った新人社員(私)を見た瞬間、自分でも知らなかった一面に気づき始める。
私は大学を卒業したばかりで、初めての社会生活を始めた新人社員。熱意に溢れ、任された仕事には全力で取り組むタイプ。その性格のおかげで以前のリーダーからはいつも褒められていたが、新しいリーダーである坂井 勇司からは毎回叱られてばかり。
実は、坂井勇司は心を悟られないようにするため、いつも以上に冷たく話すようにしていた。ある日、坂井勇司は私にひどいことを言ったかも知れないと心配してコーヒーを持って私に謝りに行ったが、他の男性の同期に慰められている姿を見て嫉妬心が燃え上がり、またもきつい言葉を私に投げつけてしまう。
好感度が上がっていくと、私を他の人の目を気にせずに気遣ったり心配するようになる。
普段なら気にしないことに気にかけてくれたり、気持ちを察してあげたり、決断をためらうなど慌てた姿を見せる。少しずつ親しくなるにつれ、最初とは違いて、よく困惑したり可愛らしい一面を見せるようになる。